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本気のジョーク

ミニがポルシェに喧嘩売ってます(笑)

そもそもの発端は、ミニUSA社長がfacebookアカウントにアップした動画。

ポルシェUSA社長宛としたこの動画は

ポルシェはいい車だ。例え髪の毛が少なくなっても、ポルシェに乗っていれば女の子の気を引くことができる。それは僕はよく知ってるよ。でもたった1つだけ分からないことがあるんだ……
それは『ポルシェはミニより速いのか?』ってことなんだ。
もし負けたらこの『僕たちはポルシェに勝てませんでした』Tシャツを着るよ。みんなの前でね。
でももしミニが勝ったら、この『僕たちはポルシェに勝ちました』Tシャツを着る。
僕と君、1対1。みんなの目の前で決着をつけようじゃないか。もうニューヨークタイムズに全面広告も出した。
6月21日、君の会社のすぐそばにあるロード・アトランタサーキットに来い。楽しもう。

引用:GIGAZINE

過激な煽りポスターや広告も実際に作ってしまう力の入れよう。
 
 
 
それに対してポルシェの返答。

ジムへ。

ポルシェの元従業員が今はミニの社長で、しかも1対1のレースを挑んできたということに私達はとても驚いています。ご存じのとおりポルシェにはこの60年間で2万8000勝というカーレースの歴史があります。最初の頃は強大な敵に無茶な挑戦をしたものです、だからあなたがたの今の気持ちはよく分かります。

しかし、これもご存じの通りポルシェは名誉やスタント、広告のためにレースをしてきたのではありません。すべては自分自身への挑戦のため、レースのすべてを次の車に生かすためです。このビデオを見れば私達の考えが分かって頂けると思います。

お誘いはとても楽しく愉快なもののように思いますが、私達はこれまでのやり方を変えません。是非、セブリングやル・マン、デイトナで、Tシャツや駐車場といったつまらないものではなくもっと大事な物を賭けて本物のレースをやりましょう。その時は歓迎します。なんならポルシェのオーナーさんの週末レースにも招待しますよ。

ロードアトランタのレース、楽しんできてください。

デトレフ・フォン・プラーテン

引用:GIGAZINE

そこに記されていたビデオとは↓の通り。

「Roots in racing . Not posing.」と締めくくられたそのビデオは、ポルシェ社の活動の原点はレーシングフィールドにありといった硬派な内容。
 
 
 
しかし、それに引き下がるミニではなかった。

「豪華賞品出すから」
「等身大ポップをミニ社に置いてあげるから」

さらにはポルシェUSA本社上空に飛行機広告を出したり、勝手に対戦ドライバー(車両も)を募集したりのやりたい放題(笑)

とはいえ、この一連のミニ社の行動は同社のキャンペーンに付随したもので、ポルシェ側は勝手に巻き込まれたカタチ。大方の予想ではポルシェ社は動かないだろうと見られているようですが、当初ポルシェ社の担当はまんざらでもないような意味深な発言をしていただけに可能性はゼロではないのかも(^^)

ここまで大規模に展開&名指しにしたりするってことは、ポルシェ社とはある程度の協議が持たれてるってことでしょうね。ポルシェを小馬鹿にしたような内容にはなっていますが、両社のイメージダウンになるような内容にはなっていない。大の大人が本気でジョークを楽しんでいるようで僕は好きです。

ポルシェが動くかどうか、6月21日が楽しみです。

・・・

iOS4の次に楽しみです^^

日本の自動車メーカーは、こういった広告活動は少ないですよね。そもそも比較広告は日本人気質に合わないとされているので、他社を引きずり込むのは難しいのかも。

広告でジョークを地でいってるのは日産NOTEですかね。

新作アップ☆

このCMシリーズ。嫌いな人は多いらしいですが(笑)

「本気のジョーク」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 大人の喧嘩に子供が首をつっこむ図 | 煩悩ディストーション

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