中華そば
岐阜の丸デブ総本店は、創業以来愛され続けている老舗中華そば屋。
まずその店名のインパクト!昭和初期からこの名前でやってるって、なかなかヤリますねぇ。
◯にデブのロゴデザインも良いです。
メニューは創業当時から変わらず「中華そば」と「わんたん」のみで、600円という良心的な価格設定です。
(これでもちょっと前まで500円でやってたってんだから驚きです)
中華そばの特徴は、丼からあふれんばかりの麺が特徴的で、これは戦中の食糧不足時代から続く伝統だそうです。
スープは鶏ガラでダシをとった醤油味で、油分が少なくあっさりとしており、ほんのりと甘みと生姜の風味が感じられます。
麺は中太のストレート麺で、やわらかめに仕上げられています。
具材はシンプルで、チャーシュー、かまぼこ、ネギのみ。
この中華そばは、東京・浅草の「来々軒」の流れを汲むんだそうで、大正時代から変わらぬ味を今も頑固に守り続けています。
そのノスタルジックな味わいは、多くのファンを魅了し、地元の常連客だけでなく、遠方からわざわざ訪れる人も多いんだとか。