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東京オートサロン2025備忘録

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金曜日、幕張メッセで開催された東京オートサロンに行ってきました。

20年以上毎年参加しているイベントなので、行かない選択肢もありましたが、後悔しそうな気がして、ギリギリにチケットを購入しました。今年も例年通り、金曜日から恐ろしい人出でしたね(汗)。

今年の東京オートサロンは、数日間開催され、世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会として注目を集めました。幕張メッセ全館を使用した広大な会場には、数百台ものカスタムカーが展示され、コアなファン好みのチューニング・ドレスアップカーからビギナー向けのライトカスタム、最近人気の高いアウトドア仕様まで、多様なラインアップが揃っていました。

年々、大手メーカー色が強くなり小綺麗にまとまっていく東京オートサロン(TAS)。トヨタやマツダなどの大手メーカーの存在感が増しているように感じました。例えば、TOYOTA GAZOO Racingは「ニュルブルクリンクでのクルマづくり」をメインテーマに、車両やパーツを展示していました。マツダも「MAZDA SPIRIT RACING SPECIAL MODEL」の市販化予定モデルを展示するなど、大手メーカーの出展が目立ちました。一方で、個人的にはもっとバカやってもいいのにな、と思うのです。かつての東京オートサロンには、より大胆で奇抜なカスタムカーが多く見られましたが、最近はややおとなしくなった印象があります。

しかし、今年も興味深い展示は多くありました。例えば、BYDは大規模なブースで、日本販売中のモデルに加え、新型モデルと特別限定車を含む複数のモデルを展示し、注目を集めていました。また、電動化の波を受けて、EVやハイブリッド車のカスタムモデルも増えてきており、新しい時代のモビリティーの姿を垣間見ることができました。

イベントの内容も充実しており、屋外会場でのデモランや、アーティストによるライブパフォーマンス、東京国際カスタムカーコンテストなど、様々なプログラムが用意されていました。また、パーツやグッズを販売するブースも多く、”買う楽しみ”も健在でした。東京オートサロンは、クルマのカスタム文化の変遷を反映する鏡のような存在です。

確かに、以前ほどの過激さは減っているかもしれませんが、それでも世界中のクルマ好きが集まる、エンターテインメント性の高いイベントであることに変わりはありません。20年以上通い続けている私にとっては、毎年の変化を楽しむことも、このイベントの醍醐味の一つなのかもしれません。


ちなみに、今回行くキッカケとなったダイハツブースのミライースGR SPORTS。
穴が空くほど観察してきましたw

ハードルは高いでしょうけど、市販化熱望の声はメーカーに届いたことでしょう。
期待してます!