ビートたけしが言ったらしい
『僕らは歌うことしかできません』と言って全然知らない歌を延々と歌う全然知らない歌手は
電波の無駄じゃねえか。便乗して自分の名前と歌を売ろうとするその根性が気に入らない
と。
この人、こんな中学生みたいなこと言うようになっちゃったんだ?
僕にとっちゃ、そういう事を言ってドヤ顔してる方が電波の無駄に感じるんだがね。
とはいえ、こういう(たけしのような)意見はワリと普通らしい。
先日、ツイッターでフォロワーさんが
「知名度が低い歌手が復旧ソングとか歌って何の意味があるの?
だったら募金したら?」
というツイートをしてて、結構ショックだったのを思い出す。
その人は音楽が好きで「この歌聞くと涙が出るんだよね」なんて言ってた人だったので
余計ショックだったのかもしれない。
曲を作って、久々に弾き語りUSTをしようかと思っていた心が急に萎んだ。
歌は無力ですか?
そんな風にいうと大げさかもしれないが、僕は歌の力を信じてる。
ヘタな歌でも、被災地に居る人を1人でも2人でも勇気づけることができるのであれば
それは素敵な事なんじゃないだろうか。
少なくとも、安全な土地でヒトゴトのように電波を垂れ流している人達よりは。
だから
自分の言葉で
僕は歌いたい
たとえ青臭いと笑われても
僕は歌い続けたいんだ