一週間が過ぎました。
悲しみの傷が癒える間もなく、次から次へと溢れてくる悲しい知らせ。
全てを受け入れるにはあまりにも痛みが大き過ぎ、
全てを見ないフリするにはあまりにも耳の奥がザワつく。
震災後に巻き起こった、様々な情報やデマ、善意や不謹慎の渦。
もうなにがなんだか分からない。
今、何をすべきなのか。
今、何をしないほうがいいのか。
自分の気持ちを整理する為に、こうやってブログを書いています。
支離滅裂の内容なので、独り言と思って流してくださいまし^^
◆
こうした震災の場合、直接的に効果があるのが現金と言われています。
様々な団体の義援金口座が開設されていますが正直、一番良いのは
「市町村への直接寄付」ではないでしょうか。
日本赤十字も良いですが、ダイレクトにお金が必要なところに行くと考えたら
直接寄付のスピード感は侮れない。
とはいえ、こうした善意の募金に「ここじゃなきゃダメ」ということは無いと思う。
僕はモータースポーツの世界に片足の先っぽを入れてる人間なので
→バナーにある「SAVE JAPAN」に賛同し、ここから寄付をします。
ジャニーズが好きな人はジャニーズを通してもいいし、テレビ局を通してもいい。
大幅に中抜きされると分かっていてもアグネス基金(日本ユニセフ協会)を通したい人は
それでもいいんじゃないだろうか。
「こうしなきゃいけない」という善意の押しつけはどうかと思う。
しかし、そうとも言い切れないのが難しいところで、例えば個人ボランティア。
神戸の大震災の際、「自分探しボランティア」が大量に現地入りし、かえって
作業の邪魔をしたという話はよく聞く。
その一方で、現地ではやはり人手が足りず「猫の手も借りたい」状態だという。
物資支援にしてもそう。
個人で各々が送ると、かえって現地の混乱を招き不要なモノまで送られてしまう懸念がある。
また、それを運ぶガソリンが不足している今、個人的な物資支援は避けるべきだろう。
しかし確実に物資は不足している。。。
どうしたらいいんだ。
◆
『被災地以外はできるだけ普通の生活を送り、日本経済を支えるべき』
というのも分かる。
『現地は大変なのに、それを忘れたように楽しそうに生活するのは不謹慎だ』
という人も心情も理解できる。
これに関しては度々ツイッター上で議論になっているが、どちらも間違いじゃないと思う。
笑顔になれる人は大きく笑えばいいし、不謹慎と思う人は自粛すればいい。
お互い「そう考えてる人もいるんだ」という意識さえあれば不要な争いは起こらないはず。
善意の押しつけあいで無駄な喧嘩してんのも馬鹿馬鹿しいじゃない?
今一番困ってるのは、直接地震の被害に遭った現地と原発問題で混乱する福島の人々。
そこさえ忘れないようにすればいいんじゃないだろうか。
◆
しかし、今回の惨事で浮き彫りになってしまったのが民主党政権下の危機管理能力の無さ。
いや、ひょっとしたら自民党政権下であったとしても大きな差は無かったかもしれない。
東電の上層部の連中が、あの体たらくである以上・・・
とはいえ、いま優先すべき事は批判したり揚げ足をとることじゃない。
まさにいま生命の危機に瀕している現地の人が、一人でも多く助かるために
適切な行動ができる人は行動し、動けない人は専門家の邪魔をしないように心がけるべきだ。
責任追及は、その後でも遅くない。
まずは今、救える命を全力で救おう。
現地で救出・復旧作業にあたっている方々。
原発で決死の覚悟で作業を続ける方々。
本当にありがとうございます。。。
どうか、どうか頑張って。。。