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月に願いを【2】

なんてことを書いたわけですが、やはり今回の件で見えてきた問題点は多い。
特に原発に関しては『人災』と言われてもおかしくない管理体制であったことが
明らかになってきた。

これらの問題点を今後にどう活かしていくか。

まず、電力供給に関しては当然のように原発の是非が問われるようになってくるでしょう。
世論も反原発に大きく傾くことは目に見えている。

しかしここは冷静な目をもって国民全員が議論すべきことなんじゃないだろうか。
 
 
確かに原発自体はリスクを伴う施設であることには違いないが
今回ここまで被害が大きくなったのは、東電側の管理怠慢と
政府の対応の悪さがダブルで効いたからであって、原発=悪と
短絡的に関連づけるべきではない。

まぁ、今後は「より安全な原発」が求められることになるだろうし
原発に変わる代替電力の開発が期待されるのは当然の事。
 
 
それはそれとして、同じように「省電力」も議論されるべき。
今回ネット上で話題になった通称「ヤシマ作戦」。
省電力の呼びかけ後、驚くほどの消費電力量の効果が見られた。

もちろん多くの電車が運休したことも影響しているだろうから、一般家庭の
消費電力推移がどうであったか、正確なデータが欲しいところです。
もし電車本数が減ったことが一番の省エネだったとすれば、過密ダイヤを
見直したり省電力車両の開発を進めたり、色んな方法があるはず。
 
 
計り知れないダメージを受けた日本経済を立て直すには、今回の災害を
逆手にとってやるくらいの気力が必要だ。

ピンチをチャンスに。
 
 
今回の震災では、絶望と同時に様々な所で『素晴らしい日本』も感じることができた。

僕らは、きっと立ち直れる。
 
 
力を合わせれば、きっと。

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