「YOASOBI」
「 ずっと真夜中でいいのに。」
「ヨルシカ」
これら名前が夜繋がりのアーティストの愛好家のことを夜好性と呼ぶらしい。
かくいう私もこれら3アーティストの楽曲はヘビロテが過ぎるほど聴き込んでしまっています。
なかでもYOASOBIなどは2020年の紅白に出場するなど高く注目されていますね。
もともと彼らの音楽に最初に触れたキッカケは、YouTubeにオススメされたずっと真夜中でいいのに。
ハイテクニックなバンド隊と、複雑な譜割を難なくこなすヴォーカルに衝撃を受けたのを覚えています。
またMVも深いメッセージ性が込められ、特異な存在感を醸し出していました。
そこから、関連してヨルシカ、YOASOBIと夜の世界が広がっていくこととなったのです。
ヨルシカとYOASOBIはボカロPとして活躍していたコンポーザーと女性ヴォーカルのユニットという点では共通してますが、サウンドに関しては異なるアプローチ。
3アーティストともMVはアニメーションですが、それぞれの独特の世界観を表現するのにMVを最大限活用し、上手に各自の「色」を出しています。
ずとまよとヨルシカは楽曲ごとにアニメーション制作チームは変えても、登場人物は統一してストーリー性を持たせているのも面白いところ。
そんな彼らの新譜もまた中毒性高い仕上がりになってます。
夜好性とはまた違うけど、ここにyama、Eve、美波など
ネット発の新進アーティストも加えて今後とも注目したいです。
大手事務所が主導して作り上げてきた音楽業界構造ですが、個人発信できる時代になったことで
新しい才能が広く芽吹く時代になってきたのかもしれませんね。
1980年代。MTVの登場によって大きく変わった音楽業界。
それを越える転換期の中を生きていると思うと、実に興味深いです。
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